顎関節症はあごだけの問題じゃない!姿勢・筋肉・神経のバランスがカギ

顎関節症はあごだけの問題じゃない!姿勢・筋肉・神経のバランスがカギ

顎関節症とは?

「あごが痛い」「口を開けるとカクカク音がする」「開けにくい」――
このような症状がある場合、顎関節症(がくかんせつしょう)の可能性があります。
顎関節症は、顎の関節や周囲の筋肉のバランスが崩れることで、痛みや動きの制限が起こる症状です。
放っておくと、顎だけでなく首・肩・頭痛・耳の違和感など、全身に不調が広がることもあります。

主な症状

  • 口を開けると痛みが出る
  • 開閉時にカクカク・ゴリゴリ音がする
  • 口が開きにくい(指2本分ほどしか開かない)
  • 顎がズレるような感覚がある
  • 頭痛・肩こり・めまい・耳鳴りを伴うことも

原因

顎関節症は、ひとつの原因ではなく複数の要因が重なって発症することがあります。

  • 歯ぎしり・噛みしめ(ブラキシズム)
  • 猫背・ストレートネックなどの姿勢不良
  • ストレスによる筋肉の緊張
  • 左右どちらかで噛む偏った咀嚼
  • 外傷(転倒・打撲・交通事故などによる顎への衝撃)
  • 自律神経の乱れ

特に外傷は、顎関節や関節円板に急な負担やずれを起こすことがあり、後になって痛みや違和感が出るケースもあります。
また、姿勢や筋肉の緊張、自律神経の乱れなどの要因と組み合わさることで、症状が慢性化しやすくなります。

姿勢・筋肉・自律神経との関係

顎関節症は、顎の問題だけではなく全身のバランスと深く関係しています。
姿勢が崩れると、頭の位置が前方へずれ、首や肩の筋肉が常に緊張状態になります。
この負担が咬筋・側頭筋など顎周囲の筋肉にまで及び、顎関節がこわばり、スムーズに動かなくなってしまいます。

さらに、筋肉の緊張が続くと自律神経の乱れを引き起こし、ストレスによる噛みしめ癖が強くなるなど、悪循環に陥ります。
つまり、姿勢の崩れ → 筋肉の緊張 → 関節のこわばり → 自律神経の乱れが互いに影響し合い、症状を慢性化させてしまうのです。

放置するとどうなる?

症状を放置すると、顎の動きが制限されて食事や会話に支障をきたすほか、頭痛・肩こり・顔の歪みにもつながります。
全身のバランスが崩れ、慢性的な不調を引き起こすこともあるため、早めの対応が大切です。

まずは病院で検査を

関節円板の損傷や関節炎など、構造的な異常があるケースもあります。
まずは歯科・口腔外科などの医療機関で検査を受け、必要に応じてMRIやCTでの確認を行いましょう。

毛馬やまぐち整骨院でのアプローチ

整骨院では、顎関節症を「全身のバランスの乱れ」として捉え、次のような施術を行います。

  • 姿勢・骨格の矯正:頭・首・肩の位置を整え、顎への負担を軽減
  • 筋肉調整:咬筋や側頭筋、首・肩まわりの緊張を緩和
  • 自律神経調整:姿勢や呼吸関連に対してアプローチ、噛みしめ癖の改善をサポート

全身のバランスを整えることで、顎関節への負担を根本から減らし、自然な動きを取り戻します。

セルフケアのポイント

  • 硬い食べ物(ガム・スルメなど)を控える
  • あごを大きく開けすぎない
  • リラックスして噛みしめない習慣を意識
  • 正しい姿勢を保つ(あごを突き出さない)

まとめ

顎関節症は、姿勢・筋肉・自律神経が密接に関わる全身の問題です。
まずは医療機関で検査を受け、構造的な異常を確認したうえで、整骨院での姿勢・筋肉・神経バランスの調整を行うことで、根本的な改善が期待できます。
顎関節症は適切な処置を行えば、日常生活に支障をきたさない状態まで回復させることが可能です。
「あごの痛み」「開けにくい」「カクカク音がする」などの症状がある方は、一度当院へご相談ください。
一人で悩まず、正しいケアを受けることで、未来の健康的な生活を取り戻すことができます。

 

#姿勢矯正#骨盤矯正#猫背矯正#友渕町#大東町#毛馬町#都島区#大阪市整骨院#整体
#肩こり#腰痛#ストレートネック#頭痛#交通事故#ムチウチ#膝痛#ギックリ腰#捻挫#自律神経

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です