自律神経の乱れと身体の痛みの関係

自律神経の乱れと身体の痛みの関係

自律神経は、私たちの意思とは関係なく働き、体のあらゆる機能を調整する非常に重要な神経です。心臓や血管、消化器、呼吸器などの活動を無意識でコントロールし、私たちが日常生活をスムーズに送れるようサポートしています。

自律神経には、活動時に優位になる交感神経と、休息や回復時に優位になる副交感神経の2つがあります。この2つの神経がバランスよく働くことで、健康な身体が維持されます。

交感神経と副交感神経の役割

  • 交感神経:日中の活動や緊張時、運動時に働き、血圧や心拍数を上げる。身体を「行動モード」にする。
  • 副交感神経:睡眠や休息時に働き、内臓や組織の回復をサポート。身体を「休息モード」にする。

このバランスが崩れると、自律神経の乱れが生じ、様々な身体的不調が現れるようになります。

自律神経が乱れると起こる症状

現代人は仕事のストレスや長時間のデスクワーク、睡眠不足、不規則な生活習慣などにより、自律神経が乱れやすい環境にあります。乱れが長く続くと、次のような症状が現れます。

  • 頭痛、肩こり、腰痛などの慢性的な身体の痛み
  • 胃腸の不調(食欲不振・便秘・下痢など)
  • めまい、耳鳴り
  • 倦怠感、集中力の低下
  • 不眠や睡眠の質の低下

特に、肩こりや腰痛などの慢性的な痛みは、自律神経の乱れと深く関係していることが多く、見逃せません。

自律神経の乱れが痛みを引き起こす仕組み

自律神経の乱れは、血流や筋肉の状態、神経の働きに直接影響します。これが痛みの原因となるメカニズムを詳しく見てみましょう。

血流の低下

交感神経が過剰に働くと血管が収縮し、筋肉や組織への血流が減少します。その結果、酸素や栄養が十分に届かず、疲労物質が蓄積。これが肩こりや腰痛などの慢性的な痛みを引き起こします。また、血流不足は回復力の低下にもつながり、疲れが抜けにくい体質になることがあります。

筋肉の緊張

ストレスや不安を感じると、体は無意識に「防御反応」を起こし、筋肉が固くなります。この緊張が長期間続くと、慢性的な痛みや違和感を生み、身体の柔軟性や動きも制限されることがあります。

痛みを感じやすくなる

自律神経の乱れによって、脳が痛み信号を過敏に受け取りやすくなります。通常は軽く感じる刺激でも、強い痛みとして感じてしまうことがあります。これにより、慢性的な症状が長引く原因になります。

整骨院でできるケアと矯正の重要性

整骨院では、自律神経の乱れからくる痛みに対して、身体の土台となる骨格や筋肉の調整を行うことが可能です。特に脊椎や骨盤の矯正は、自律神経の働きを安定させる上で非常に重要です。

姿勢の改善と矯正

猫背や巻き肩、骨盤の歪みは自律神経の働きを妨げる要因です。毛馬やまぐち整骨院では、トムソンベッドや手技を用いて脊椎や骨盤の位置を整えることで、神経の流れをスムーズにし、血流やリンパの循環を改善します。これにより、慢性的な痛みの根本改善が期待できます。

筋肉の調整

硬くなった筋肉をマッサージやストレッチでほぐすことで、副交感神経が優位になりリラックス状態が作られます。痛みの軽減だけでなく、睡眠の質向上や疲労回復にもつながります。

生活習慣の指導

  • 深呼吸や軽い運動を習慣化する
  • 就寝前のスマホ・PCを控え、リラックス時間を作る
  • ぬるめのお風呂で副交感神経を優位にする

整骨院での矯正と合わせてこうした生活習慣を整えることで、自律神経を安定させ、痛みが起きにくい身体を作ることができます。

まとめ

自律神経の乱れは、単なる疲れやストレスだけでなく、肩こり・腰痛・頭痛などの慢性的な痛みの大きな原因です。血流の低下、筋肉の緊張、脳の痛み感覚の過敏化が重なり、痛みや不調を長引かせます。

整骨院では、姿勢矯正と筋肉調整を組み合わせて自律神経を安定させることで、痛みの根本改善をサポートできます。慢性的な痛みに悩んでいる方は、生活習慣の見直しと合わせて、当院へ1度お越しください。

 

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