ルーズショルダーは放置厳禁!肩のゆるみが招くSLAP損傷・インピンジメントとは?
ルーズショルダーは放置厳禁!肩のゆるみが招くSLAP損傷・インピンジメントとは?
💡ルーズショルダーとは?
「ルーズショルダー」とは、肩関節が通常よりもゆるくなり、不安定な状態になっていることを指します。医学的には「肩関節不安定症」と呼ばれ、特に若い女性やスポーツ選手に多く見られます。
肩関節は身体の中で最も可動域が広い関節ですが、その分、安定性が低く、骨だけでは支えきれません。本来は靭帯や関節包、インナーマッスルが安定性を保っていますが、これらが緩んだり弱ったりすると、関節がズレやすくなり「抜けるような感覚」や「違和感」が生じます。
🧠ルーズショルダーの原因
・先天的な関節の柔らかさ
生まれつき靭帯や関節包が柔らかく、関節が緩みやすい体質の方がいます。
・スポーツなどの繰り返し動作
野球やバレーボール、水泳など、肩を大きく使う競技では、反復動作によって靭帯が伸びやすくなります。
・姿勢の乱れや筋力低下
猫背や巻き肩が続くと、肩の位置がズレ、関節を安定させる筋肉が働きにくくなり、不安定な状態に。
⚠️放置するとどうなる?
ルーズショルダーを放置すると、関節が不安定な状態で動かされ続け、関節内の軟部組織にストレスがかかります。その結果、以下のような二次的な障害を引き起こすことがあります。
🔸SLAP損傷(スラップ損傷)
肩関節の中にある「関節唇」と呼ばれる軟骨が、ズレや牽引によって損傷する状態です。投球動作の際に「肩の奥の痛み」や「引っかかる感じ」が出るのが特徴です。
🔸インピンジメント症候群
肩を動かすたびに腱板や滑液包が骨にぶつかり、炎症を起こす症状です。腕を上げたときの痛みや夜間痛が現れます。
🔸その他の二次的な不調
肩甲骨周囲や首・背中のコリ、姿勢の悪化(猫背・巻き肩)、神経圧迫によるしびれ、さらには全身のバランスの崩れによる腰痛や骨盤の歪みなど、全身への影響も考えられます。
🧘♂️毛馬やまぐち整骨院でのアプローチ
当院では、肩関節だけでなく全身のバランスを見ながら、原因を根本から改善していきます。
- 手技療法・関節調整:肩関節や肩甲骨の動きを整え、筋肉の緊張を緩めます。
- 姿勢・骨格バランスの矯正:猫背や骨盤の歪みを整え、肩への負担を軽減します。
- 安定化筋のトレーニング:ローテーターカフ(インナーマッスル)や肩甲骨の安定筋を鍛え、関節をしっかり支える状態を作ります。
- セルフケア・姿勢指導:日常動作の改善やストレッチの方法をお伝えし、再発を防ぎます。
✅まとめ
ルーズショルダーは「肩のゆるみ」だけでなく、放置するとSLAP損傷やインピンジメント症候群などの深刻なトラブルに発展する可能性があります。
早めのケアで関節の安定性を取り戻すことが、肩の健康維持のカギです。肩の違和感や「抜けるような感覚」を感じたら、早めに当院に相談しにお越しください。
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