ギックリ腰は整骨院で治る?急性期から慢性期までの正しいケア方法
ギックリ腰は整骨院で治る?急性期から慢性期までの正しいケア方法
ギックリ腰とは?
ギックリ腰は、医学的には「急性腰痛症」と呼ばれる症状です。重い物を持ち上げた時や、ちょっとした動作の拍子に突然強い腰の痛みに襲われ、動けなくなってしまうのが特徴です。日本人の多くが一度は経験するといわれるほど身近な症状でありながら、その痛みは日常生活に大きな支障をきたします。
「時間が経てば治る」と自己判断で放置してしまう方も少なくありませんが、正しい対処をしないと再発を繰り返し、慢性的な腰痛につながる恐れがあります。ここで重要となるのが、整骨院でのケアです。
ギックリ腰と整骨院の相性
整骨院では、ギックリ腰による筋肉や関節の炎症・緊張を的確に見極め、手技や矯正、電気療法などを組み合わせて施術を行います。特に、骨盤や背骨の歪みが関与しているケースでは、矯正によってバランスを整えることで再発予防にもつながります。
また、整骨院は「痛みが出ている部分」だけでなく、「痛みを引き起こす原因」にアプローチできる点が大きな特徴です。
急性期のケア(発症〜数日)
ギックリ腰の直後は炎症が強く、無理に動かしたりマッサージを受けたりすると悪化する可能性があります。整骨院での急性期ケアでは、
- 炎症を抑えるための安静指導
- アイスパックなどでの患部冷却
- 適切な姿勢のアドバイス(横向きで膝を曲げて寝るなど)
を行います。この時期は「安静にしすぎても回復が遅れる」ため、痛みが強くない範囲で少しずつ体を動かすことも大切です。整骨院では無理のない可動域運動を取り入れながら、回復をサポートします。
亜急性期のケア(数日〜2週間)
炎症が落ち着き始めたら、血流を促進して回復を早めるケアが中心となります。
- 温熱療法で血流改善
- 軽いストレッチや手技による筋緊張の緩和
- 骨盤や背骨の矯正によるバランス調整
この段階で「姿勢の歪み」や「腰に負担のかかる動作習慣」を改善していくことが、慢性化や再発防止につながります。
慢性期のケア(2週間以降〜再発予防)
痛みが和らいでも、筋肉のアンバランスや骨盤の歪みが残っていると、再びギックリ腰を起こすリスクが高まります。慢性期の整骨院ケアでは、
- 筋力強化トレーニング(特に体幹)
- 姿勢指導(猫背・反り腰の改善)
- 日常生活での動作指導(正しい物の持ち方・座り方)
といった根本改善を目的としたアプローチが行われます。再発予防には、施術と並行して生活習慣の見直しが欠かせません。
患者さんがよく抱く誤解
- 「湿布を貼れば治る」 → 一時的に炎症や痛みを和らげる効果はありますが、根本原因の改善にはつながりません。
- 「痛み止めを飲めば大丈夫」 → 痛みを感じにくくなるだけで、筋肉や骨格の歪みはそのまま残っています。
- 「数日安静にしていれば自然に治る」 → 適切なリハビリをしないと、筋力低下や関節の硬さが進み、再発リスクが高まります。
整骨院で治療を継続するメリット
- 再発しにくい身体づくりができる(骨盤・背骨の歪み改善)
- 筋肉の柔軟性と安定性が高まる(インナーマッスル強化)
- 日常生活での正しい動作が身につく(再発リスクの軽減)
- 慢性腰痛への移行を防げる
- 安心して仕事・スポーツに復帰できる
まとめ
ギックリ腰は急性期の応急処置から慢性期の根本改善まで、段階に合わせたケアが必要です。多くの方が「痛みが取れた=治った」と勘違いし、途中で治療をやめてしまいます。しかし、ギックリ腰は再発率が高く、約3人に1人が1年以内に再発するといわれています。骨盤や背骨の歪み、筋肉のアンバランスを放置すると、再び急性痛が起こりやすくなります。
ギックリ腰になった際は、早めに整骨院で施術を受け、痛みが消えてからも継続的にケアを行うことが根本改善への近道です。「痛みが取れた=治った」ではなく、「身体のバランスが整った状態」を目指すことが重要です。
まずはお気軽に当院へご相談ください。正しいケアで、再発しにくい健康な未来ある身体を取り戻しましょう。
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