ももかん(ももかつ・どんこ)は動かさないと悪化!テーピングとストレッチで早期回復
ももかん(大腿部打撲)とは?
スポーツをしている方なら、一度は経験があるかもしれません。
相手選手の膝が太ももに強く当たってしまい、激痛が走る──それが通称「ももかん」と呼ばれる大腿部打撲です。
地域や競技によっては「ももかつ」や「どんこ」とも呼ばれています。
特にサッカーやバスケットボール、ラグビーなど接触プレーの多い競技で起こりやすく、軽度でも放っておくと筋肉が硬くなり、痛みや動きの制限が残ることがあります。
なぜ痛みが強いの?
太ももには大腿四頭筋という大きな筋肉があります。ももかんでは、この筋肉が強い衝撃を受けることで、筋繊維や血管が損傷し、内出血や炎症を起こします。
その結果、腫れ・熱感・強い痛み・動かしづらさが出現します。
特に受傷直後は膝の曲げ伸ばしが困難になることもあります。
ももかんを放置するとどうなる?
「痛いから動かしたくない」と思いがちですが、動かさないことは絶対にNGです。
安静にしすぎると筋肉が硬直・固縮してしまい、血流も悪くなります。
その結果、筋肉内の血液が固まり血腫が残ったり、さらに悪化すると骨化性筋炎という状態になることも。
適切な時期に、適度な動きを取り入れることが非常に大切です。
ももかんの応急処置(POLICE処置)
- P(Protection)保護:衝撃を避け安静にする
- OL(Optimal Loading)適度な負荷:痛みのない範囲で軽く動かす
- I(Ice)冷却:受傷直後は冷やして炎症を抑える
- C(Compression)圧迫:包帯やテーピングで軽く圧をかける
- E(Elevation)挙上:心臓より高くして腫れを抑える
特に「OL=適度な負荷」は重要で、痛みのない範囲での軽い動きが回復を早めます。
毛馬やまぐち整骨院での治療
当院では、痛みの強さや腫れの状態を確認しながら、段階的にケアを進めていきます。
- 急性期:炎症を抑えるための冷却や圧迫、テーピングで患部を保護し、余計な動きを制限して回復をサポート
- 回復期:血流を促進するための手技や温熱療法に加え、テーピングで筋肉のサポートをしながら軽いストレッチを開始
- 再発予防:筋肉の柔軟性を戻すストレッチやリハビリ、姿勢・骨盤矯正でバランスを整える
整骨院では急性期・回復期・再発予防それぞれの状態に応じたテーピングとストレッチを組み合わせ、
筋肉の硬直を防ぎながら安全に回復を促進していきます。
セルフケアと注意点
- 受傷直後は冷やして炎症を抑える
- 痛みが落ち着いたら軽いストレッチを始め、筋肉の柔軟性を維持
- 動かさないまま放置すると筋肉が固まり、回復が遅れるので注意
まとめ
- ももかん(ももかつ・どんこ)は筋肉の打撲(大腿部打撲)
- 放置や過度な安静は筋肉の硬直・骨化性筋炎のリスク
- 受傷直後は冷やして安静+テーピング、その後は痛みのない範囲で動かす
- 整骨院で段階に応じたテーピングとストレッチを受け、早期回復・再発予防を
「痛いから動かさない」は逆効果。適切な時期に適度な動きを取り入れ、整骨院でのケアを継続することが早期回復への近道です。
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